はじめに:なぜ更年期女性は傷つきやすくなるの?50代の心と体に起きている変化
50代を迎え、心と体の変化に戸惑う日々を過ごしていませんか?
私たちの心と体は今、とってもデリケートな時期を迎えています。だからこそ、この度は、そんな「50代・更年期の私」を妻に選んでくれた旦那様へ向けて、これからも末永く仲良く過ごすための「正しい取扱説明書(トリセツ)」をご用意しました。
最近、奥様が急に理由もなく落ち込んだり、些細なことでイライラしてしまったりすることがありませんか?
それは、あなたを嫌いになったわけでは決してありません。女性ホルモンが急激に減少する中で、心と体が一生懸命に戦っている証拠です。
「めんどくさい」なんて言わずに、どうか温かい目で見守ってください。
私たちは一点物につき、返品も交換も受け付けません。
今回は、今朝ある家庭のキッチンで起きた切ない出来事をもとに、世の中の旦那様たちにぜひ知ってほしい「50代妻への正しい接し方」についてお届けします。

【この記事の主な内容】
・悪気はなくても傷つけている、更年期の妻が悲しむ言葉
・心の余裕がなくなる時期だから。小さな一言に傷ついてしまう理由
・50代の心と体に寄り添う、夫に知ってほしい「3つの寄り添い方」
「そんなつもりじゃなかった」が危険|更年期の妻に言ってはいけない言葉
今朝、あなたは奥様にどんな言葉をかけましたか? 「行ってらっしゃい」の挨拶の裏で、妻がどれほど傷つき、涙をこらえていたか、気づいているでしょうか。
ある50代の女性(Aさん)のエピソードです。
今朝もAさんは、朝早くから起きて起きたての髪のまま、愛用しているユニクロのボアベストを羽織り、旦那様のためにせっせとお弁当を作っていました。まだ頭が完全に働かない中、眠気と戦いながらお弁当箱におかずを詰めていたその時、起きてきた旦那様がこう言ったのです。
「その格好、おばあさんみたいだぞ(笑)」
旦那様にとっては、ほんの軽いジョークのつもりだったのかもしれません。ちょっとからかっただけ、深い意味はなかった。そう言い訳するかもしれません。
しかし、言われたAさんはどうだったでしょうか。 その一言にハンマーで殴られたようなショックを受け、旦那様が出かけた後も、一日中どん底の気分で涙が止まりませんでした。
参考リンク
・毎日新聞『医療プレミア』| 更年期迎えた妻の最大ストレスは「夫」という現実
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・「私がおばさんになっても」をリアルに迎えた50代の私たち。若い頃の“あの心配”の答え合わせ
・50代、「朝から疲れている日」が増えました|更年期世代の朝のだるさをラクにする暮らし方
・老後が不安で眠れなかった頃に見直したこと|50代女性のお金の不安との付き合い方
なぜ更年期の50代女性は“何気ない一言”に深く傷つくのか?
50代、そして更年期を迎えている女性の心は、皆さんが想像する以上にガラス細工のように繊細です。
- 体調が思うようにいかないもどかしさ
- 肌や髪、体型の変化に対する不安
- 「老い」に対する目に見えない恐怖
これらと、毎日24時間体制で戦っています。
こうした心身の変化やストレスが重なり、時には理由もなく一日中涙が止まらなくなってしまうことさえあります。
Aさんがぼさぼさの髪でボアベストを着ていたのは、おしゃれをサボっているからではありません。「少しでも早く、温かいお弁当を持たせてあげたい」という、家族への愛情と義務感から、自分のなりふり構わず動いていた結果です。
それを一番身近で支えてくれるはずのパートナーから、よりによって「老け込んで見える」という、女性としての尊厳を傷つける言葉で表現されたら、絶望してしまうのは当然のことです。
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【夫必読】更年期の妻との接し方|50代女性をラクにする「3つのトリセツ」
もし、あなたに悪気がなかったとしても、言葉は時に刃物になります。これ以上、大切なパートナーを追い詰めないために、以下の「トリセツ(取扱説明書)」を心に刻んでください。
トリセツ①「見た目」の変化に関するいじりは絶対にNG
白髪、シワ、体型、そして朝のリアルな姿。これらを冗談でも「おばさん」「おばあさん」などと揶揄するのは絶対にやめてください。本人が一番気にしている部分です。
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トリセツ② 頑張っている姿を「当たり前」と思わない
朝早く起きてご飯があること、洗濯されていること、家が回っていること。それは当たり前ではありません。なりふり構わず頑張ってくれている姿には、揶揄ではなく「いつもありがとう」「寒い中お疲れ様」という感謝を伝えてください。
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トリセツ③ 理由のない不調には、ただ寄り添う
更年期の不調は、本人の気合や性格のせいではありません。もし元気がなさそうなら、「どうした?」「何か手伝えることある?」と、味方であることを示してください。
参考記事
・更年期ラボ | 更年期とは
・牧田産婦人科 | 更年期障害のときに家族ができることとは?
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おわりに:更年期女性を救うのは、家族の“たった一言”かもしれない
年齢を重ねるごとに、私たちの心と体にはどうしても変化が訪れます。それは決して恥ずかしいことでも、怠けているわけでもありません。だからこそ、一番近くにいるパートナーや周囲の人たちの理解と優しい眼差しが、何よりもの薬になります。
- 定期的に褒めると長持ちします。
- (例:「いつもちゃんとやってくれて助かる」)
- 話をしっかり聞くと、さらに機嫌が良くなります。
- (例:「それはしんどかったね」)
- 体が重くてだるそうな時は、そっと家事を代わって(分担して)あげてください。
- (例:「お弁当、今日は作らなくていいよ」)
- もし、うっかり傷つける言葉を言ってしまったら、言い訳せずにすぐに謝ってください。(例:「いつも頑張ってくれてるのに、ごめん」)
50代からのセカンドライフを、お互いに思いやりを持って笑顔で過ごせるか、それとも心の離れた寂しい関係で過ごすか。それは、まわりの人々の「ちょっとした一言」の優しさにかかっています。
どうぞ、これからもずっと、大切に扱ってくださいね。
――とはいえ、現実は非情です。
先日、ソファでテレビを見ていた私に向かって放たれた言葉が、こちら。
「おじさんがテレビ見てるみたい、勘弁して」
優しさのアップデートには、まだまだ時間がかかりそうです(笑)
参考リンク
・ファンケル | 更年期、こんな言葉に救われた

