はじめに:更年期で体がグチャグチャ。「もう、どうしたらいいの?」と思ったときに
50代になってから、「私の体、いったいどうなってしまったんだろう」と思うことが増えました。
先日も、原因のはっきりしない体調不良についての記事を書いたばかりなのですが、最近また別の症状が出てきました。
顔面痙攣です。夫に「えっ、大丈夫?」と驚かれるほど。自分でも突然の痙攣にびっくりします。口周りが多いのですが、父が昔顔面麻痺になったことがあるため、同じ病気だったら嫌だなぁと心配しています。病院に行きましたが現時点では顔面麻痺とかではなさそうです。
さらに、就寝時、突然胸の痛みを感じることが増えました。
「更年期だからかな」と自己判断するのは怖かったので、かかりつけ医に診てもらい、念のため今度大きな病院で精密検査をしてもらうことになりました。
そのほかにも、体のあちこちに変な痛みが出たり、ものすごくだるくて、何もする気になれないどころか、本当に動けない日があったり…
一つひとつは説明できても、全部をまとめて説明しようとすると、なんだかうまく言葉になりません。
まさに、体の中がグチャグチャになっているような感じ。
50代になれば、多少の不調は仕方ないのかもしれません。でも、これまで普通にできていたことができなくなると、気持ちまで落ち込みます。
そんな中で思い出したのが、以前からずっと気になっていた「ツムラのくすり湯」でした。
「そういえば、これ一度使ってみたかったんだよな」
入浴剤として考えると、私にとっては決して安いものではありません。だから今まで「ちょっと高いな」と手を出せずにいました。
でも、この機会に思い切って試してみることにしました。
更年期の不調をどうにかするための大きなことはできなくても、毎日の暮らしを少しずつ微調整することならできるかもしれない。
今回は、実際に「ツムラのくすり湯」を使ってみた感想と、そもそもどんなものなのか、使い方や気になる「効果」について調べてみました。
「ツムラのくすり湯って、薬なの?」
「更年期の症状にも効果があるの?」
そんな疑問をお持ちの方に、私自身の使用感も交えながらご紹介します。気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

【この記事の主な内容】
・ツムラのくすり湯(バスハーブ)の成分や期待できる効果
・更年期の不調やだるさに実際に使ってみたリアルな感想(体験談)
・1,000年に一度の「お風呂の年」に知りたい、50年にわたるバスハーブの歴史
・使う際の正しい使い方や知っておきたい注意点
参考リンク
・ツムラのくすり湯「バスハーブ」公式サイト
・日本産科婦人科学会|更年期障害
ツムラのくすり湯(バスハーブ)とは?配合成分や期待できる効果を解説
私が購入前に一番気になったのが、「そもそもツムラのくすり湯って何?」ということでした。
正式には「ツムラのくすり湯 バスハーブ」。
ツムラ公式サイトによると、くすり湯とは、薬用植物などの成分を入れた薬用入浴液で医薬部外品(※)に分類されるそうです。
トウキ、センキュウ、ハマボウフウ、チンピ、ハッカ、カミツレという6種類の生薬の抽出エキスが使われており、お湯に入れると、生薬独特の香りが広がり、自然な草色のお湯になります。

気になる香りですが、いわゆる「いい香りの入浴剤」とは少し違います。どちらかと言うと、かなりクセがあります。
花やフルーツのような甘い香りではなく、薬草っぽい香り。例えると、葛根湯とか、高麗人参茶とか、養命酒とか、そんな感じでした。
私はこの感じが嫌いではなく、薬草風呂にはいっているような香りがとても気に入りました。
そして気になる効能ですが、公式に表示されているのは、腰痛、荒れ性、冷え症、神経痛、リウマチ、肩こり、痔、疲労回復、あせも、しっしん、ひび、あかぎれ、にきび、ただれなどです。
ここで注意したいのは、ツムラのくすり湯は「更年期を治す入浴剤」ではないということ。
「更年期に効くらしい」と期待して購入すると、少し違うかもしれません。
ちなみに、ツムラのくすり湯「バスハーブ」のサイズ展開は、全部で3種類。
- 10mL(約1回分):お試しや旅行用
- 210mL(約21回分):今回私が購入したサイズ
- 650mL(約65回分):たっぷり約2ヶ月使える大容量
ライフスタイルや試してみたい度合いに合わせて選べるのも嬉しいポイントですね。
私が選んだ「210mL(約21回分)」は1,800円ほどでした。1回あたりに換算すると約85円なので、「ちょっと高いかな?」と思っていたイメージよりもずっと手頃で、これなら無理なく続けられそうです。
※医薬部外品…日本の薬機法において、医薬品と一般的な化粧品のあいだに位置づけられている分類
参考リンク
・ツムラ「ツムラのくすり湯 バスハーブ」製品情報
・ツムラ「バスハーブは生薬の力」
関連記事
・50代、「朝から疲れている日」が増えました|更年期世代の朝のだるさをラクにする暮らし方
・更年期っぽい不調が続く日に、やめたこと|50代女性がラクになった暮らしの工夫
ツムラのくすり湯の正しい使い方!お風呂のお湯の量と入れ方
使い方は意外と簡単でした。
浴槽に約100~200Lのお湯を張り、バスハーブを3~10mL入れます。ツムラ公式によると、キャップ半分が約10mLなので、特別な計量をしなくても使いやすい仕様です。
私は「入れすぎたらどうしよう」と思ったので、最初は少なめから使いました。

お湯に入れると、液体なのでスッと広がります。色は透明なお湯から自然なライムグリーンへ。

浴室には生薬らしい香りが漂います。私は好きでしたが夫には不評でした(我慢してもらってます)

公式では、浴槽に入れる方法のほか、数滴を約1~2Lのお湯または水に溶かして、上がり湯(※)として使う方法も紹介されています。
また、「早く効果を感じたいから多めに入れればいい?」という疑問について、ツムラは記載された用法・用量に従うよう案内しています。他の入浴剤との併用も避けるようにされています。
「入浴剤だから適当に」というより、医薬部外品なので、きちんと表示どおりに使う。このくらいの感覚でいたほうがよさそうです。
※上がり湯…お風呂から上がる直前に、湯船のお湯とは異なるお湯や真水を体にかける、あるいは洗い流す習慣
参考リンク
・ツムラ「バスハーブ」製品情報・使い方
・ツムラ「バスハーブ Q&A」
関連記事
・夜中に何度も目が覚める50代の眠り対策|更年期世代が試してよかったこと
「科学的根拠のある入浴剤を世の中に」――50年の研究から生まれたツムラのバスハーブ
ここまでツムラのくすり湯の使い方を見てきましたが、調べていくうちに、商品のことだけではなく、その誕生までの背景も知りたくなりました。
そこで知ったのが、2026年は「お風呂(026)」にちなんだ、1,000年に一度のお風呂の年だということ。
毎日何気なく入っているお風呂ですが、50代になった今、ゆっくり湯船につかって一日の疲れをリセットする時間は、以前より大切なものになった気がします。
そんな「お風呂の時間」をよりよいものにしたいという思いは、ツムラのバスハーブにも込められていました。
バスハーブが発売されたのは1976年。
そして2025年で、発売から50周年を迎えたそうです。
ほぼ、私と同い年でした!
そう思うと、なんだか急に親近感がわいてきます(笑)。
ツムラ公式noteを読んでいて特に心に残ったのが、「科学的根拠のある入浴剤を世の中に」という開発への思いです。
もともとは、漢方製剤に使われる生薬を入浴剤として活用できないか、というところから研究が始まったそう。
でも、生薬をそのままお湯に入れれば、それで完成というわけではありません。
お湯の中で生薬の成分をどのように引き出すのか。
そして、入浴することでどのような変化が期待できるのか。
よりよい入浴剤をつくるために、試行錯誤を重ねながら研究が進められていきました。
さらに興味深かったのが、入浴剤としての評価方法についても、5年もの年月をかけてデータを集め、検証を重ねたということ。
普段は何気なく使っている入浴剤ですが、こうした開発の背景を知ると、「生薬が入っているからなんとなく良さそう」という見方だけではなくなります。
毎日使うものだからこそ、きちんと研究して、より納得できるものをつくりたい。
そんな積み重ねの先に、今のバスハーブがあるのだと思うと、50年間続いてきたことにも納得です。
そして、そんな話を知ったら、私も人生の後半戦を心地よく過ごすための習慣のひとつとして、実際に試してみたくなりました。
50代になると、若い頃のように「多少無理しても大丈夫」とはいかなくなってきます。
だからこそ、何か特別なことを頑張るのではなく、毎日の中にある小さな習慣を大切にしたい。
お風呂も、そのひとつです。
一日の終わりに湯船につかって、体を温めながら「今日も一日お疲れさま」と自分をいたわる。
そんな時間を少しでも心地よくできたらいいなと思い、ツムラのくすり湯を実際に使ってみました。
ここからは、50代の私が実際に使ってみて感じたことを、良いところも含めて正直にお伝えします。
参考リンク
・ツムラ公式note「バスハーブの発売から50周年!入浴剤の歴史とともに、開発までのストーリーを振り返る」
関連記事
・50代女性の価値ある贅沢|お金を使ってよかった“小さな快適”
【体験談】更年期の不調にツムラのくすり湯を試してみたリアルな感想
初めて「ツムラのくすり湯」を使った日、いつもより少し長めにお風呂に浸かってみました。
湯上がりは心地よくポカポカしたものの、正直なところ、他の入浴剤との違いはあまり感じられず……その日はいつも通り就寝。
ところが、翌朝。
いつもとはちょっと違った、不思議な変化がありました。
なぜか、体がドッと疲れていたのです。
「え? こんなに?」
というくらい体が重く、半日ほどずっとだるさを感じていました。
最初は、「もしかして、私には合わないのかな」と思いました。
でも、しばらくして思い出したのです。
私、温泉やスーパー銭湯に行った翌日も、こんな感じになることがある。
温泉に行った当日は気持ちよくて、「ああ、いいお湯だった」と満足して帰ってくるのに、翌日は体が重い。何もしたくないような、独特の「だるい感じ」が残ることがあります。
今回のツムラのくすり湯を初めて使った翌日の感覚が、それとかなり似ていました。
もちろん、これだけで「ツムラのくすり湯を使ったから疲れた」「体に何かしらの作用があった」と断定することはできません。その日の体調や入浴時間、前日の疲れなど、別の原因も考えられます。
ただ、私自身の体験としては、温泉やスーパー銭湯の翌日に感じるだるさに似ていた。
それが正直な感想です。
不思議なことに、「じゃあもう使わないでおこう」とは思いませんでした。
体の不調がすぐに消えたわけではありません。それでも、その後も何度かお風呂に入れて使い続けています。
そして何より、「くすり湯」という名前のパワーはすごいと感じています。名前の響きだけで「なんだか効きそう!」という期待感が高まり、自然といつもより長くお風呂に浸かるようになる。この「しっかり湯船に浸かる習慣」が作れるだけでも、私にとっては良い効果だなと感じています。
現時点ですぐに劇的な変化があるわけではありませんが、「もう少し様子を見ながら続けてみようかな」と、今は心地よく付き合えています。
参考リンク
・ツムラ「バスハーブ」公式情報
・日本産科婦人科学会「更年期障害」
関連記事
・ミッドライフクライシスとは?50代女性が感じる不安の正体と、これからの心の持ち方
ツムラのくすり湯を使うときの注意点
私が実際に使ってみて感じたことや、注意しておきたい点をご紹介します。
- 残り湯を洗濯に使うときの注意点
公式の案内によると、残り湯自体は洗濯に使用できますが、「すすぎ」と「つけおき」を行うときは必ず清水(水道水など)を使う必要があります。 また、以下のような衣類には残り湯を使用しないよう注意が呼びかけられています。着色(色移り)してしまう恐れがあるためです。ちなみに、私は白いタオルに色が付きましたが洗濯したら落ちました。
・柔軟仕上げを強く掛けた衣料
・おろしたてや大切な衣料 - 液だれ
私が購入した210mLタイプは注ぐたびに液だれが起きてしまい、容器の口や本体が汚れてしまうのが少しストレスです。 - 浴槽への色移り
天然の生薬を使用しているため、浴室の材質によっては色やにおいが付くことがあるようです。ちなみに我が家の浴室は真っ白ですが、色移りはありませんでした(2日連続で使用しても大丈夫) - お子さんと一緒に入る場合の注意点
ご家庭にお子さんがいらっしゃる場合、少し使用に工夫がいりそうです。先ほども触れたように、かなりしっかりとした生薬特有の香りがするため、小さなお子さんはその匂いを苦手に感じるかもしれません。我が家では夫には少し不評(我慢してもらっていますが)だったので、ご家族の好みに合わせて調整するとよさそうです。
ほかにも、公式HPで使用上の注意点が記載されているので確認してから使用してください。
参考リンク
・ツムラ | ツムラのくすり湯 バスハーブ「お取扱いでのご注意事項」
おわりに:ツムラのくすり湯を「更年期の暮らしの微調整」として続けてみる
更年期の不調は、「今日はここがつらい」と言えるほど単純ではないことがあります。次々と違う症状が出てくると「私の体、どうなってしまったんだろう」と不安になりますよね。
だからこそ、必要なときは病院にしっかりと相談しつつ、それとは別に家でできる小さなことを試してみることも大切だと思っています。
ツムラの「くすり湯バスハーブ」は、更年期を根本から治すための商品ではありません。トウキやセンキュウなど6種類の生薬エキスを配合した薬用入浴液で、公式には冷え症や肩こり、疲労回復、神経痛などの効能が表示されています。
私の場合、初めて使った翌日に温泉やスーパー銭湯の翌日のような「ドッとしただるさ」を感じました。その後も、くすり湯に長めに入浴した翌日はだるい感じが半日ぐらい続きます。
はっきりした原因は分かりませんが、もう少し自分の体調や肌の様子を見ながら、暮らしの微調整の一つとして使い続けてみるつもりです。
そして今回、バスハーブが発売から50年を迎え、長い年月をかけて研究や検証を重ねて作られてきたことを知りました。
「科学的根拠のある入浴剤を世の中に」という思いから始まった研究が、50年という時間をかけて今につながっている。
その背景を知ったあとでは、これまでとは少し違った気持ちで、この入浴剤を見るようになりました。
毎日使うものだからこそ、より良いものを届けたい。
そんな思いを持って研究や開発に携わってきた方々には、素直に敬意を感じます。
だから私も、すぐに「効果があった、なかった」と決めつけるのではなく、作り手の方々が長い時間をかけて届けてくれたものだからこそ、自分の体と相談しながら、もう少し丁寧に使い続けてみたいと思っています。
50代になった今、何かを一気に変えるよりも、毎日の暮らしの中に小さな「心地よい」を増やしていくことのほうが大切なのかもしれません。
お風呂も、そのひとつ。
一日の終わりにゆっくり湯船につかって、体を温めながら、「今日も一日お疲れさま」と自分をいたわる。
そんな時間を大切にしながら、ツムラのくすり湯も私なりの「暮らしの微調整」のひとつとして、これからも様子を見ながら続けてみたいと思います。
今後も使い続けてみて、「やっぱり私にはよかった」「思っていたのとは違った」など、何か変化があれば、またこのブログで正直にお伝えしていきます。
これから日に日に寒くなり、体の冷えやだるさを感じやすい季節になります。お風呂でゆっくり温まりたい方や、いつもの入浴に少し変化を加えてみたい方は、ぜひ試してみてください。
また、ツムラのくすり湯は、更年期世代の女性へのギフトにもおすすめです。
気になっているけれど、まだ試したことがないという方も多いのではないでしょうか。
お母さんや同世代のお友達に、「たまにはゆっくりお風呂に入ってね」と、いたわりの気持ちを込めて贈るのも素敵だと思います。
毎日の暮らしの中に、小さな「心地よい」を増やすきっかけになればうれしいですね。

